
きし
洗い流さないトリートメント選びでお悩みなあなたへ。当記事では縮毛矯正に相性のいいアイテムをご紹介しています。これを見ればあなたにピッタリなアウトバスを見つけることができます。どうぞご覧下さい。
縮毛矯正をしているんだけど、おすすめの洗い流さないトリートメントはありますか?
こういった疑問にお答えしていきます。
縮毛矯正におすすめの洗い流さないトリートメントの紹介
くせ毛を縮毛矯正して、キレイなサラサラのストレートヘアを手に入れても、それで終わりではありません。
なぜかと言うと、縮毛矯正とは、キレイに見える(ストレートだから)ためそう感じることは少ないかもしれませんが、いつどうなっても仕方ない”ダメージヘア予備軍”のような状態だからです。

きし
洗い流さないトリートメントはストレートヘアに「必須」といっても良いです。
- 矯正のダメージケアもできるし、
- ツヤ感やまとまりをつくることもでき、
- いろんなダメージから髪を守ってくれます。
縮毛矯正をする方は、ぜひにでも参考にしてください。
そこで今回の記事では、美容師が教える縮毛矯正におすすめの洗い流さないトリートメントをポイント付きで紹介していきます。トリートメントの必要性やおすすめなどを美容師として正しくお伝えばと思って記事にまとめています。
この記事で分かること
- 縮毛矯正に洗い流さないトリートメントが必要になる理由
- 美容師が選ぶおすすめの洗い流さないトリートメント
- 美容師的アドバイス
タップできる目次
なぜ縮毛矯正に”ヘアケア”が必要なのか?


きし
まずは、なぜ縮毛矯正にヘアケアが必要なのかということをお話していきます。
縮毛矯正というのは、本人が生まれ持った縮毛(くせ毛)をほぼ完全に直毛の状態に固定・矯正する美容技術の一つです。
ほぼ完全と言うのは、くせ毛の度合いや髪質によって仕上がりが異なるからです。
「ストレートパーマ」と呼ばれたりもする美容室専用の技術ですが、ストレートパーマとは違います、別記事にもまとめているので参考にしてください。
関連▶【縮毛矯正とストレートパーマの違い】美容師が教えるそれぞれの特徴とメリット
還元,熱処理後の酸化によるキューティクルやコルテックスだのダメージ[3],システイン酸の生成とダメージとの関係[4],曲げ強度に対する酸化の影響[5]など興味深い報告がある,このように還元剤と酸化剤を組み合わせた縮毛矯正技術において毛髪が受けるダメージは,多かれ少なかれ不可避であることが分かっている,
引用元:グリオキシル酸で熱処理して調整されたストレート毛髪の構造とその伸長特性❘株式会社 資生堂 グローバルプロフェッショナル事業本部
毛髪は羊毛 とよ く似ていて,化 学的に も物理的 にも羊 毛の研究成果が役立 ちます.羊 毛 も人の頭髪 もその表面 は スケールによって被われていて,こ の最外層 の細胞を キューテ ィクル(Cuticle)と 呼んでいますが,キ ューテ ィクルは化学 的抵抗性 も強 く,内 部 の毛髪繊維 の90%を 占めていて髪 の太 さ,弾 力性,柔 軟性を支配 して水分 の コン トロールを してい るコルテ ックス(Cortex)と メデ ュラ(Medulla)と 呼ばれ る内側 の細胞を保護 していま す.
そんな縮毛矯正は、とてもデリケートな髪の一種なのです。
縮毛矯正はあなたが思っているよりも敏感な状態なのです。

つま
縮毛矯正は直毛だからパサツキに敏感

きし
縮毛矯正は、”ストレートヘアにする”ための技術なので、パサツキの見た目に敏感です。
縮毛矯正をした部分というのは、くせ毛が戻るということは基本的にはありません。しかし、生まれもったくせ毛を真っ直ぐにするということは、それなりにリスクもあるということです。
そのリスクというのはが「ヘアダメージ」なのです。
つまり、ヘアケアをしないと、ヘアダメージのせいでパサツキが目立ちやすくなってしまい、ストレートなのにストレートに見えづらくなり、くせ毛っぽく感じてしまうといことです。
縮毛矯正は実はヘアダメージ予備軍
縮毛矯正のプロセスとしては、薬剤とヘアアイロンの熱を使うために、とくに髪への負担が大きいものになっています。

つま
上でもお話したように、縮毛矯正のリスクというのが「ヘアダメージ」です。
縮毛矯正のプロセスとしては、薬剤浸透+ヘアアイロンによる熱処理によって髪への負担はとても大きいものになっています。ヘアケアをおろそかにすることで、深刻なヘアダメージになってしまいます。
くせ毛だから、ストレートしよう
と、いうのが悪いわけではありませんが、縮毛矯正をする時にはある程度リスクのことも、考えて髪にあったヘアケアをすることをおすすめしているのです。
効果のある「トリートメント」を選ぶ


きし
美容師歴10年以上の経験を活かして厳選した「縮毛矯正」におすすめの洗い流さないトリートメントを紹介します。
この記事の商材は、ぼくたちが個人的な偏見と独断で選んでいるものとなっています。
世の中にはたくさんのトリートメントがありますが、単に価格や成分だけで選んでしまうと、あなたの髪に合う成分が配合されていない可能性があり、むしろ逆効果です。
とはいえ簡単に良し悪しを決めることはできません、サロン用のアウトバスには良い商品がたくさんあるからです。そこでおすすめの上位5アイテムを簡易比較しています。それぞれ一長一短あるので特徴を並べてみました。
(◎ = 一番良い ◯ = かなり良い △ = やや微妙 ☓ = 良くない)
商品名 | おすすめ度 | ツヤ感 | 使いやすさ | 補修力 | まとまり | コスパ |
---|---|---|---|---|---|---|
★★★★★ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | |
★★★★★ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | |
★★★★☆ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | |
★★★★☆ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ☓ | |
★★★☆☆ | ◯ | △ | ◯ | ◎ | ◯ |
さらに失敗しない洗い流さないトリートメントを選ぶために、ポイントを解説しながら紹介していきます。
基準としては、使用感などの使いやすさと髪への仕上がりや扱いやすさなどがメインとなっています。とくに上位3つは、とくにおすすめです。
ロングヘアでくせ毛の私がモデルとなって採点しています、ご参考になればと思います!

つま
タイトルには、洗い流さないトリートメントのキーワードタグを付けました。
流し読みして、気になった洗い流さないトリートメントの紹介文を読んでくださいね。
※トリートメント画像はクリックできます。
加えて、失敗しないトリートメントを選ぶために、ポイントを解説しながら紹介していきます。
基準としては、使用感などの使いやすさと髪への仕上がりや扱いやすさなどがメインとなっています。
※随時更新していきます(2020年)
コスパを重視するなら「プレミオール」
一言でいうと
まずは使ってみてほしいバランスの良いトリートメント!
プレミオールは使い心地から仕上がりまでとても良いトリートメント、多くの女性が悩むくせ毛やダメージ毛を改善してくれます。
くせ毛やダメージ毛による悩みは、髪の水分不足が原因となって起こります。これらの髪の水分不足は、主に髪に欠かせないケラチン・コラーゲン・たんぱく質の不足が元になっています。
このプレミオールは濃度の有効成分が贅沢に構成されているヘアケアアイテムです。
実際に使用してみましたが、オイル系の洗い流さないトリートメントの中での使いやすさは抜群で、髪への浸透もしやすいトリートメントです。
つける時は少しベタつきが残るものの、髪にしっとりするので、かなり好印象なヘアオイルです。
はっきり言って洗い流さないトリートメントもかなり使いやすいです!少量でも髪に浸透するので、このくらいあればロングでも十分です。

つま
使用後はかなりサラサラでくせ毛でもまとまりも良くなるため、髪の悩みを持っている方ならおすすめできるアイテム。

やはり、セットで使っているからか、とてもまとまりが良く感じます。単品で使うよりもセットのほうがおすすめかもです。

つま

多少ブローはしていますが、想像しているよりも効果の高いアイテムでした!
オイルタイプは苦手な方も多いですが、ベタつきも少くて使用感は良いものです。
このプレミオールはシャンプー・トリートメント・ヘアエッセンスの3種類ですが、どれをとってもトップクラスの性能があり、3つ揃えるとかなり美しい仕上がりになってくれると感じました。

プレミオールで何がすごいのかと言うと、僕も注文した「トライアルセット」です。ヘアケアって髪質によって合うとか合わないがありますが、この価格で試すことができるのなら絶対に使ってみるべきだと思うんですよね。しかも品質もいいので!
これが正直、破格すぎます。
このサイズをたった2000円で、しかもシャンプー+トリートメント+洗い流さないトリートメントの21日間分が試せるので、まだプレミオールをまだ使ったことのない人はこれだけでも使う価値あります!
\ これ一つで全てのケアができる!/
ツヤ感を重視するなら「エヌドット シアオイル」
一言でいうと
超濃厚なヘアオイル!
超高圧処理による、一層なめらかな髪にしてくれる浸透力の高いヘアオイル。
繊細なニュアンスを思い通りにつくれるスタイリングブランド「エヌドット」から、待望のアウトバストリートメントが誕生、ヘアオイルとしてもトリートメントとしても効果は高いアイテムです。
実際に使ってみた感じでは使用感も高くバランスも良いトリートメントでした。
シアバターや、マルラオイルなど他のトリートメントと比較すると希少なオイル成分が充実しているので、ヘアオイル(ヘアミルク)ではトップクラスの使い心地と仕上がりの良さが実感できるアイテムです。
とはいえ、厳選されすぎてそのほかの成分が少なくて、トリートメントよりもヘアオイルが強い印象。
ヘアオイルとしての使い勝手は良いため、くせ毛やまとまりを重視する方にはかなりおすすめ、後は枝毛やアホ毛が気になる方にも。
つまり、このアイテムはダメージを気にする方よりも、スタイリングが上手くいかなくて悩んでいる方に最もおすすめできるトリートメントということです。

つま
使いやすさを重視するなら「スプリナージュ」
一言でいうと
マルチで活躍できるアウトバスアイテム!
「スプリナージュ」は、肌にも使えるスキンケア発想が原点になるヘアオイル(スキン)です。
フェイスケアにしか使いたくないような贅沢な美容成分を組み合わせ、香りや心地よさ、仕上がりの満足感を追求しています。
実際に使用してみた感じでは、かなり好印象のヘアオイルです、トリートメントとしても品質が高く、水分量が多すぎないためベタベタすることもないため、細毛や猫っ毛などの方でも安心して使うことができます。
ヘアオイルとしても、トリートメントとしても、使用感が非常に高いため、女性だけでなく男性でも問題なく使用することができます。
肝心のスポイト型の特殊なボトルは、とっつきにくいものがあるものの案外使いやすかったので、慣れの問題かと。
さらに、肌にも使ってみたところ、スキンケアとして効果も非常に高く、保湿力も高いです。
個人的には、かなり品質の高いヘアオイル(スキンオイル)なので、女性だけでなく男性でも使えることができる万能アイテムです。サロン専売のトリートメントの中でもトップクラスの品質なので、ぜひ一度は試してみてほしいトリートメントです。

つま
ダメージケアを重視するなら「オージュア・クエンチ」
一言でいうと
オールマイティなトリートメントで使いやすい!
髪の水分を保つCMCの脂質層の崩れを補修し、水分保持力を改善してくれるミルクタイプのアウトバスです。
カラーやパーマなどによってパサつく髪の悩みに対して、髪の乾燥を抑えてうるおいに満ちた髪にケアをするラインナップです。髪の水分を保つCMCの脂質層の崩れを補修し、水分保持力を改善してくれます。
まとまりを重視するなら「イオセラム オイル」
一言でいうと
くせ毛と相性バツグンの保湿力!
イオセラムの特徴は、女性の多くが悩むくせ毛をケアしてまとまりやすいヘアスタイルにしてくれるヘアオイル。
- グリーンナッツオイル配合
- 美容液効果によってクセの質感を整える
オイルなのに、軽くてベタつきにくく、表面はさらっと気持ちのいい仕上がり感。髪1本1本が整い、時間の経過や湿度によるクセ特有の変化もやわらげ、憧れの輝きをチャージしてくれます。
洗い流さないトリートメントの正しい使い方


きし
縮毛矯正矯正をしている人に向けての正しい洗い流さないトリートメントの使い方もレクチャーします。
ここでのトリートメントの使い方は、キレイにするためにということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
むしろ、圧をかけた使い方は髪を傷つけ、さらには頭皮への負担になったりもしてしまうことになるのです。
トリートメントだけでなく、使い方も見直すことでよりキレイを継続させることができます。

つま
正しい使い方
- お風呂上がりには優しくブラッシング
- 入念にタオルドライをして水分を吸収しておく(優しく)
- 手のひらに適量を出して馴染ませる
- 毛先→中間→根本を含めた全体につける
- 再度優しくブラッシング
- ドライ&ブロー
洗い流さないトリートメント使用量の目安
ショートボブ | ミディアム | ロング |
---|---|---|
1プッシュ | 1.5プッシュ | 2プッシュ |
使用量は毛量によって調整
少なめ | 多め |
---|---|
−0.5プッシュ | +0.5プッシュ |
さらに使い方に関する詳しい記事は別記事にまとめているので、よければ参考にしてください。
ここまで読んでいただいた方なら分かると思いますが、「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきます。
なので、積極的にチャレンジしていきましょう。
あとがき(Q&A)


きし
縮毛矯正におすすめの洗い流さないトリートメントについてお話しました。
- 矯正毛はデリケート
- とくにシャンプー&洗い流さないトリートメントはちゃんとしたものを使うべき
- 加えて正しい使い方を知りましょう
矯正した髪はかなりデリケートなので、こういったヘアケアはしっかりとしてあげましょう。

つま
縮毛矯正した髪はとてもデリケートで繊細な髪です。
なぜかと言うと、キレイに見えるために、そう感じることは少ないかもしれませんが、いつどうなっても仕方ない”ダメージヘア予備軍”のような状態だからです。
だからこそ、こういった洗い流さないトリートメントやシャンプーといったヘアケアがとても大事になってくるのです。
最後にいくつかの質問をいただきましたので、こちらでQ&Aします。気になるものがあれば参考にしてくださいね。
ストレートパーマと縮毛矯正は違うの?
全く違います。
よく勘違いされている人がいますが、内容と目的には大きな違いがあります。
- ストレートパーマは、パーマを落とすメニューで、くせを取ることはできない
- 縮毛矯正は、くせ毛をストレートヘアにすることができる
詳しくは別記事にしているので参考にしてください。
ストレートパーマでも使えますか?
もちろん使えます。
大体の目的は似ているので、使うことでキレイになるはずです。
縮毛矯正のヘアケアには他になにがある?
洗い流さないトリートメントだけでなくシャンプーもヘアケアとして取り入れることができます。

その他には、髪に極力負担をかけないことを意識しつつ、習慣にすることも重要になります。
矯正後でおすすめの市販品はある?
市販品で個人的におすすめなのはこれこれ。
パワーがしっとりしているため、矯正毛の悩みを改善してくれるアウトバスの一つです。
使いやすいの特徴です。
矯正にはオイルとミルクはどっちが良い?
質感と使用感の違いなだけです、お好みでどうぞ。
- オイルはサラッとした質感
- ミルクはしっとりした質感
サクッとした説明ですが、大体こんな感じです。
詳しく知りたい人は別記事にまとめているので参考にしてください。
合わせて「縮毛矯正した髪におすすめのシャンプー」の記事も読んでください。
こんな感じで以上です。
最後に100個以上の洗い流さないトリートメントを使用してきたぼく達が、本当に役立つ洗い流さないトリートメントを2つのランキングにまとめてみました。
基本的には女性におすすめする(もちろん男性にも使えます)ということで、
- 実際の使用感(ロングヘアにも可)
- 保湿力&補修力重視
- ダメージヘアなどさまざまなトラブルを改善できる(サロン品)
- コストパフォーマンス(市販品)
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているので洗い流さないトリートメントを探す時の参考にしてください。
こんな感じで以上です。